またもやスピリチュアリズム話…
先日、大阪で霊能者と名乗る方に会ってきました。
ポイントと引き換えにビッグデータを収集している某企業が営む、巨大な本屋が最近できたことで有名な町で、その本屋に行ってみたいなーと思っていたので観光がてら訪問。
昼過ぎに指定された雑居ビル内の事務所に行きました。駅からは３分くらい。
結果として…完全にコールドリーディングとバーナム効果としか思えない内容だったので、時間の無駄なので規定の料金をお支払いし、持ち時間の半分も待たず早々にこちらから退席を申し出ました。
私は完全にスピリチュアリズムを信じきっているというより、そういうものがあるといいなと思っているというスタンスなので、わりとニュートラルに霊能者の言うことを受け止めているつもりです。
それでも、わずか１０分話した時点で 「あー…この人全然見えてないんだなぁ」とすぐに感じました。 帰ります、というタイミングを計って一応しばらく話していた感じ。
その方のPR文章にも
「霊能者を信じすぎず、最初はなるべく情報を与えないでください」
と書いてあったのに、事細かに家族構成やら年齢やらそうなった経緯やらなんやら聞いてくる…。質問とにかく多い。 なので、わざと嘘にはならないけど、コールドリーディングの材料にもならない程度にぼかして答えたりしてました。
で、言われることはただの一般論。 どや！当たってるやろって感じで言ってくることも、これだけの情報得てたら、だれでもそれ推測できるでしょ…て内容。 例えば、凍死した故人のことを、「亡くなった方は、寒い、寒いと何度も言っています…」みたいな。
しかも、見えてなくてもとにかく規定の時間まで話し繋がないと！！と思ってるからなのか、一応合っていることの中で、ネガティブな内容を何度も話されてました。
「あなたの聞きたいことを故人に聞きます」 と言われたので、質問すると、それもまた全く的はずれな答え。しかも途中で話を切り替えられました😅
あまりの残念なお仕事ぶりに、前回の記事の霊能者の方がいかに優れていたか、逆によくわかりました…。
霊視の力だけでなく、人間味とかも含めて。
前回の方は、例え本当は見えていなくて、コールドリーディングだったとしても、心を暖かくしてくれる何かを与えてくれたんですよね…。
私も仕事で時々重めの相談を受ける立場なのですが、今回の方は接客…というか人に対しての向き合い方という点も全然だめでしたね。
なんかヘン？かな？というのはこの方の書いた文書を見ていた時からちょっと思っていたのですが、やっぱりそういうカンは大事にしないとな、と改めて思いました。なんとなく、文書のバランスが悪かったんですよね。
でも、リピーターの人がいるみたい。 その人たちが心配😅
この日は夕食時に、無駄にした代金分、友達と霊能者？に会った話を存分にネタにして楽しみました（笑）
その友達は非常にカンが強く、むしろ彼女自身が不思議なものを色々見てるくらいの人なので、「あー、いるよね！そういうインチキなの〜〜多いよ！」と面白がって話を聞いてくれました。
そして、友達が過去に会った霊能者の方の話を聞かせてくれました。 その霊能者の方は外国人の方なのに、個人の好きな和食を当てて（スシ、テンプラ、スキヤキとかでなく、海老しんじょや鰻巻き、厚揚げみたいな、外国人の方があまり知らないようなもの）、さらに友達も知らない個人のお気に入りの遺品の場所を正確に言い当てられたそう。 遺品の場所は、どこの部屋のどのクローゼットの引き出しにある、という細かさで伝えられ、帰宅後調べると本当にそこにあったそうです。
この方は出身国の軍などから、能力を使った任務の依頼を受けたりするようなすごい人らしいので、紹介して！とは言えない😅
でも世の中にはそんなすごい人もいるんだね…。そういう人に出会いたい…。
という事で、霊能者に会うときは、コールドリーディングとバーナム効果についての知識を少しつけてから会おうという話でした。
